ボートレース下関のGⅢ「オールレディース ジュエルセブンカップ」は27日に大会最終日が開催され、第12Rでは優勝戦が行われた。

 Vゴールを駆け抜けたのは宇野弥生(36=愛知)。枠なり3対3の隊形からスタート巧者らしくきっちりとコンマ07の好スタートを決める。近況好調の4号艇落合直子がカドからコンマ06のトップスタートを決めてスリットもやや優勢。内の2、3号艇を叩いて一気にイン宇野に襲い掛かろうとしたが、宇野はすでに直線を向いて独走態勢に入ろうとしていた。

「抜けてはいないけど、全体的にまあまあだと思います」。納得できる仕上がりで臨んだラストバトルで結果を出した。2021年8月の徳山以来8か月ぶりのV。しっかりスタートを決めての速攻。「自分らしく」をモットーにする宇野。〝らしさ〟全開の快勝劇だった。