ボートレース桐生の「第25回東京スポーツ杯」は20日の5日目、9~11Rで準優勝戦を行う。4日間にわたる予選を終えて三角哲夫が首位に立った。

 準優も三角が人気の中心になりそうだが、伏兵として魅力あるのは11R・5号艇の間野兼礼(33=愛知)だ。

 予選最終日の2走は3、5着も悲観の色はない。「後半は展開がなかった。だけど、足はいいです。前半は欲張ってペラ調整したけどいいところがなく、元に戻してこれが一番。足は行き足中心に良く、レース足がいいと思う。もう、これで行きます」と好感触をつかんでいる。

 75号機は前節、同支部の八木治樹が優出(4着)している。「3月に来た時、このエンジンは出ていなかった。それを知っていたので前検ですぐに叩いた。調整に悩まずできたのは大きい」。前回参戦のアドバンテージをしっかり生かして予選をクリアした。準優は5号艇。「展開あれば突きたい」と虎視眈々と優出を狙う。