【宮島SGグランドチャンピオン】新旧ペラ混在で機力変動に拍車

2015年06月22日 10時49分

【ボートレース宮島SG「第25回グランドチャンピオン」:カウントダウンコラム(4)】2015年のSG第3弾・ボートレース宮島「第25回グランドチャンピオン」は23日開幕。本紙恒例直前連載の最終回は戦いの舞台・宮島の水面特性及びエンジンデータを特集。併せて出場選手のトピックスも紹介しよう。

<エンジン>現行エンジンは出力低減型ではなくノーマルタイプ。昨年の9月から使用し約9か月。相場はほぼ固まっているのが通常だが、5月に温水パイプを外したあたりから状況が一変した。選手に聞くと「新しいペラに替わると調整が難しい」らしく、新ペラに替わったエンジンが軒並みパワーダウンしている。現在は新旧のペラが混在しており、これが機力変動に拍車をかけている状態だ。

 伸び型で上位レベルをキープしている15号機が勝率トップに浮上した。これまでエース機候補として活躍してきた11、71号機に、かつてのハイパワーは感じられない。過去に木村光宏、西島義則の両者がパーフェクトVを達成した49号機と、好調を継続していた16号機の両機もペラ交換で気配落ちの感は否めない。逆にパワーが目立つのは19、21、22、25、26号機あたり。37、40、41号機あたりが次位グループ。

<水面の特徴>瀬戸内海に面した宮島水面の最大の特徴は最大で4メートルにも及ぶ潮の干満差にある。SG開催時は比較的穏やかで、潮の干満差は約2メートルほどだが、後半レースに満潮時刻を迎えるので、水面は上げ潮となる。この場合は2M後方から潮が競走水面に流れ込んでくる状態となり、2Mはうねりが発生する。

 地元選手によると「大潮じゃないならそこまで気にしなくてもいいとは思うけど、2Mは確かにうねりがあるね。そこは気を付けてるよ」と言う。風向きは前後半で変わるケースが多い。この時期は追い風から向かい風になる場合が多いが、風の変わり目はなぎとなり、風がやむ。この潮回りと風向きが“スタートの難所・宮島”を演出している。