
ボートレース戸田のGⅠ「戸田プリムローズ開設66周年記念」は13日に開幕する。
初日メイン12Rに行われる「ウインビードリーム」に出場する6人は全員がSGタイトルホルダーだ。1号艇には前回65周年記念の覇者で地元エースの桐生順平が座るが、3号艇で出走する馬場貴也(38=滋賀)も侮れない存在だ。
前検日(12日)のエンジン抽選で引き当てたのは近況は伸び寄りで強力エンジンの一角・4号機。スタート特訓を終えての第一声は「確かにちょっと伸びる雰囲気はありましたね。前検日の気温だと回転が足りてなくて重かった。でも回転を合わせれば出足も良くなりそうだし、楽しみはあります」と感触は上々。「僕は出足を求めるタイプだけどその延長線上で伸びてくれるのが理想。その感じになるようにしっかり回転を合わせていく。急に暑くなって大変だけど条件はみんな同じ。実際にレースして雰囲気を確かめながらやっていきます」と調整の青写真を描く。
前節の宮島GⅠ開設68周年記念では優勝戦1号艇ながら3着に敗れてしまった。「宮島はやっぱり自分が悪かったと思ってます。確かにエンジン差はあったけどそれを言っても仕方ない。あそこで勝てないとダメですよね」と反省する。
ただ、今年はすでにGⅠ、GⅡを含めて5Vと好調。目標には年末の大村グランプリの「トライアル2nd」入りを掲げる。今節について「頑張るので見ていてください!」。日本最速の男が一層、力を込めた。
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