ボートレース芦屋の「ヴィーナスシリーズ第1戦 芦屋カップ」は11日に予選4日目を開催。寺田千恵が8戦5勝オール2連対とし、逆転での予選トップ通過を果たした。5日目の12日、10~12Rで準優勝戦が行われる。
 
 シリーズを力強く引っ張る寺田。その後輩の喜井つかさ(32=岡山)も準優勝戦で見せ場を作りそうだ。

 この日の4Rではイン実森の逃げは許したものの、西岡との道中接戦を制して2着。得点率6・67をマークし、8位で予選突破を決めた。序盤戦は「調整が難しい」とこぼしていたエンジン22号機も「先輩にアドバイスをもらって良くなっています」と機力は上昇。特に「レース足がいい。スタートもいい感じに届いていたし、道中でも前を詰めていた。回っての押しもある。いろいろ調整して、この足に行きついたので、もうこの状態でいくと思う」と満足できる仕上がりになった。

 準優勝戦11Rは実績上位の平高、日高に3日目後半から3連勝中の中川と強敵は存在するが「2枠よりも3枠の方が好きなので頑張りたい。しっかり展開を突いていきます」と前を向く。力強い走りで優出切符をもぎ取る。