ボートレース蒲郡のGⅠ「オールジャパン竹島特別開設67周年記念競走」は10日、開幕。初日メイン12Rドリーム戦は2号艇・松井繁が差し切って快勝した。

 予選組では長田頼宗(36=東京)が2、1着と好発進。3Rは3コースから2着を確保すると、7Rもイン逃げを決めた。「初日は枠が良かったけど、悪い着を取るよりはいいですからね」とニッコリ。

 前検日は前操者のクセの強いペラに困惑気味だった。「前半は調整をやり過ぎて合ってなかったけど、後半はいいところに持っていけた。いいエンジンと競ればパワー差はあるけど機2連率(27%)ほど悪くない。良くも悪くも調整に反応があるのはいい。今から本体を見てみます」と好感触をつかんだ。

 蒲郡水面は過去2Vと相性上々。昨年8月のSGメモリアルでは予選敗退も節間4勝と存在感は示した。「蒲郡は乗りやすさがくれば、どの枠からでも戦えるイメージ。でも、今回はGⅠで他の人もどんどん出してくる。不利枠の時にごまかせるようにしたい」と機の底上げに余念がない。