「やまと卒業チャンプ」青木玄太の秘めたる自信

2015年06月17日 11時00分

「やまと卒業チャンプ」青木玄太
目指せ!「ヤングダービー」U-30の咆哮

【青木玄太(28=滋賀・100期)】同期には今年のSG「クラシック」を優勝した桐生順平(埼玉)をはじめ秦英悟(大阪)、和田兼輔(兵庫)、鎌倉涼(大阪)、平高奈菜(香川)と全国区で活躍中の強豪がズラリ。

 その「やまと卒業チャンプ」としてはちょっぴり心穏やかではない状況か? いやいや、青木の目に焦りは感じられないしスポットを浴びる同期たちをうらやむそぶりもない。自分も必ず同じ場所に立てるという自信に満ちあふれている。

 デビュー時は父・青木孝司(2014年引退)も同じ滋賀支部の選手ということもあり2世レーサーとして注目された。「選手になるキッカケはもちろんオヤジの影響だけど、選手になってからはオヤジはオヤジ、自分は自分と思ってきた」とあくまで自分は自分。その思いでレースに臨んできた。

 その青木もすでにヤングダービーに出場できる回数は限られている。「新鋭王座のころとレベルが違う。記念やSGでもバリバリ走ってる選手がいるし、勝つのは簡単ではない。普通のGⅠと何ら変わりはない」と話す。


 デビュー以降、B1からB2、A1に上がったかと思えば次の期にはA2に、と全く安定しなかったが、15年後期はキャリア初となる連続でA1級をキープした。

「エンジンの良しあしもありますけど、自分のいい状態としてはテクニックで勝負できるまでに仕上げるようにしている。直線で下がらなければターンで勝負もできるし、コツは普通に考えながらやること。この前の津(開設63周年記念)も、もらった時は並の気配でしたけど、時間をかけて直していったらだんだんとよくなりました。ただ出力低減型になってから悪いのを引くとホントに走らないですけどね(笑い)」

 ヤングダービーで待つ強力ライバルたちとの壮絶バトルを視野に、自身に課題を与え、着実にステップアップを重ねてきた。もはや自信を持って次の舞台へと上がっていける。

「GⅠタイトルも欲しいし、地元でもタイトルは取りたいし、SGにも出たい」

 父と同じ競技の世界でさらに上を目指す。

☆あおき・げんた=1987年2月22日生まれ。滋賀支部所属の100期。2007年びわこのタイトル戦でデビュー。同年7月浜名湖で初勝利を挙げる。10年びわこ新鋭リーグで初優勝(通算4V)。同期には桐生順平、秦英悟、鎌倉涼、平高奈菜ら。身長155センチ、血液型=A。