ボートレース宮島のGⅠ「宮島チャンピオンカップ開設68周年記念」は5日、予選2日目が終了。メインのドリーム戦は4号艇の馬場貴也が差して制した。3走2勝3着1本で得点率トップに浮上。舟足も軽快でシリーズをけん引していきそうだ。

 馬場の弟子・沢田尚也も気を吐いている。2日目1Rではインからコンマ02のトップスタートを決めて逃げ快勝。「ターンのグリップは良くなっていたけど出口の抜けで重たさがあった。そこがスムーズになればいいと思う。もらった時と比べたらだいぶペラは叩いたけど調整のゾーンにハマってきた」と舟足も上積みに成功した。

 近況は地元のびわこGⅡ秩父宮妃記念杯→前節・下関GⅠ67周年記念で準優進出。「今回も予選を突破したい」と気合十分だ。この活躍を支えているのは3節連続で同時あっせんとなっている師匠・馬場の存在だ。「次の戸田周年も同じなので4節連続になりますね。一緒のあっせんはでかいです。馬場さんは2節連続で優勝しているし刺激になります」と胸の内を明かした。3日目(6日)12Rは1号艇に馬場。「ワンツーします」と力強く言い切った。