ボートレース大村のSG「第57回クラシック」は18日、予選最終日が行われる。
 
 準優勝戦に進出する18枠をめぐる最終決戦。混戦模様のボーダー付近では、勝負駆けに挑む長田頼宗(36=東京)に注目だ。

 3日目4Rはインからコンマ17とスタートで遅れながら何とか先マイを果たすが、丸野一樹らに内側を差されてバックは4番手。万事休すかと思われたが、2Mでは前を走る3艇の間を切り裂く強烈なターンで一気に首位に浮上し、そのまま押し切った。

 レース後は「スタートは風を読み違えて…。2Mはいいところが開いていたので、入れました。九死に一生を得ましたね」と苦笑いで振り返ったが「足はバランス取れて上位グループだと思います」と舟足は良好だ。

 得点率18位タイの6・00で臨む予選ラストの4日目4Rは3着以上が突破条件。東京支部は今大会最多の8選手が出場しており「たくさん出ているので、自分も含めて1人でも多く準優勝に乗らないといけないですよね」と強い使命感も秘めている。「好きな枠です」と公言する得意の3号艇から、再度の極上ターンを決める。