ボートレース宮島のヴィーナスシリーズ第23戦「第7回マクール杯」は17日に準優勝戦を終了。最終日(18日)の12Rで行われる優勝戦のメンバーが決定した。

 1号艇・三浦 永理(39=静岡)
 2号艇・鎌倉  涼(32=大阪)
 3号艇・松本 晶恵(34=群馬)
 4号艇・渡辺 優美(29=福岡)
 5号艇・海野ゆかり(48=広島)
 6号艇・中村 桃佳(29=香川)

 準優勝戦の10Rをインから押し切った三浦が優勝戦の1号艇を獲得したが、準優勝戦でコンマ23と遅れてしまったようにスタートに不安を抱えており、優勝戦は狙い目の絞りづらい激戦に映る。

 優勝戦の中では地元から唯一勝ち上がった海野の表情が明るい。準優勝戦10Rで2コースからコンマ12のスタートで三浦にプレッシャーを与え、差し切りを狙ったが不発。それでも悲観の色はない。「やっぱりトップ通過の人とは足が全然違う。ただ、私も序盤を考えれば良くなってるし、このエンジンでここまでこれたのは上出来ですよ」と周囲に笑みを振りまいていた。

 レース後に出迎えた高橋淳美から「宮島のエースはいつまでも海野だからね」と声をかけられると2人で爆笑。「優勝戦は展開を何とか突いて頑張りたい」と地元の意地を見せたいところだ。