ボートレース宮島のルーキーシリーズ第4戦「第7回スカパー!・JLC杯」は8日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の馬場剛(29=東京)がコンマ07の快スタートから逃げて制し、通算4回目の優勝を飾った。

 スリットは4号艇の畑田汰一がのぞいたが、カド受けの3号艇・宗行治哉が伸び返して仕掛ける。馬場は「3番(宗行)が見えてきたので(1Mは)ちょっと張り過ぎたかな。でも、足はしっかりしていたので、スタートを行けば大丈夫だと」と余裕で逃げ切った。

「最近はエンジン(抽選)の引きがいいし、インから割と逃げられていますね。今節も最初から気配が良かったので(プロペラを叩くことなく)そのままいきました」

 優勝をもたらしてくれた56号機に感謝をしつつ「今後は、芸を磨いて上(のステージ)に行けるように。ヤングダービーは去年で卒業したので、次はマスターズ(出場資格は45歳以上)を目指します」と、師匠・村田修次(2020年のPGⅠ第21回マスターズC優勝)の背中を追うと笑わせた。