ボートレース蒲郡のGⅢ「KIRIN CUP」は4日に予選を終了し、5日目(5日)に行われる準優勝戦のメンバーが決定した。

 準優勝戦の中では10Rが一番の激戦区に映る。進入争いももつれそうで、3号艇の松井洪弥(28=三重)に注目したい。

 予選ラスト(11Rは得点率にはノーカウント)の5Rを2コースからコンマ08のトップスタートを決めて、2マークで伸びる渡辺雄朗(35=東京)に競り勝ち快勝。得点率を8位まで押し上げ、仕上がりには自信を深めている。

 序盤から実戦向きで競り合いになると強め。「出足、行き足、それに乗り心地がいいので、メチャクチャレースがしやすい。伸びはいい人がいるけどそこは求めず、出足を100%の状態にすることを大事にしていきたい」と目指すべき調整も明確だ。

 蒲郡はこれまで優出歴がないが「成績は取れてないけど、好きな水面だし、今回みたいに足がいい時なら頑張りたい」と初優出のチャンスとばかりに目を輝かせている。準優でも好ターンから競り合いに持ち込みたい。