ボートレース蒲郡のGⅢ「KIRIN CUP」は2日に予選2日目を終了。序盤戦を終えて1、3、2、1着と4戦オール3着以内とまとめている秋元哲(33=埼玉)の舟足が強力で好エンジンがすべて出揃った今節の中でもトップクラスの動きを誇っている。

 2日目は3Rを2マークで堅実にさばいて2着とすると、後半の10Rは4コースのカドから豪快にまくって快勝。伸びを生かした後半戦の勝ち方こそ、SG(昨年8月のメモリアル=原田幸哉)優勝エンジン72号機の真骨頂と言えよう。

 雨模様だった初日とは気象条件が変わっても、ペラは何も触らずノーハンマーのままでも問題なし。「伸びだけをみれば上位ですね。前半もスリットで少しのぞかれたけど、あれぐらいなら絞められることもないし、大丈夫だと思ってましたからね」と72号機のパワーを絶賛している。

 3日目(3日)は1回走りで6Rの5号艇で登場。アウトからでも十分勝ち切れる舟足はあり、秋元の強気の仕掛けに注目したい。