ボートレースからつのGⅠ「全日本王者決定戦 開設68周年記念」は2日、予選2日目が終了した。2日目メイン・ドリーム戦は1号艇の池田浩二(43=愛知)が快勝。ここまで3、2、1着と安定した走りを見せている。2、1、1着の高野哲史(32=兵庫)、初日ドリーム戦を制し、2日目も3、1着とした菊地孝平(43=静岡)が池田らとともに上位を形成するが、その一方で早くも3日目が勝負駆けとなるのが塩田北斗(34=福岡)だ。

 初日7Rを6着、2日目前半3Rで5着と厳しい船出で迎えた後半10Rで奮起。大外枠からピット離れで5コースを奪うと1Mはまくり差し。2番手争いで村岡賢人に競り負けたものの、3着を確保して踏み止まった。「ピット離れは大体いい方なので、今は気合を入れていった。エンジン自体は問題ないです。ペラを合わせるだけでいけそう」と足に不安はない。予選折り返しの3日目は9R1号艇の1走。予選最終日につなげるためにも、必勝態勢で臨む。