
ボートレース江戸川の「スカパー!・JLC杯ルーキーシリーズ第3戦」は25日、12Rで優勝戦が行われ、2号艇の吉川貴仁(28=三重)が差して当地初Vを飾った。
この日も水面は荒れ、3Rから安定板装着、7R以降は周回を2周に短縮して行われた。ホーム追い風、向かい(下げ)潮の優勝戦は1号艇の井上忠政がSでコンマ01と踏み込んだが、1Mでターンマークを外す。その隙を見逃さず、吉川が差してバック先頭へ。そのまま後続を振り切った。
「優勝は運一本ですね。1周1Mはみんながターンマークを漏らしたところを、しっかり差して前に出てこれました。エンジンが良くなかった中での優勝は、自信と収穫につながります」と手応えを感じたVだった。
これで当地初、通算では4回目の優勝。今後に向けて「また記念に行きたいので、A1級に戻ることと、ヤングダービーの勝率ボーダーをクリアすることが目標です。でも、次節の一走目ですね。これからも一走一走、集中して頑張るだけです」と気持ちを引き締め、まずは次走3月3日からの桐生での好走を誓った。
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