ボートレースが好きすぎる女子の星奈美紗希です。各地で盛り上がっている地区選も後半戦に突入ですね。今回は12日に開幕するボートレースびわこのGⅠ「第65回近畿地区選手権」のおススメ選手をピックアップしました! 

 ◇和田操拓選手 女子レーサー森世里選手のダンナ様ですね。2011年5月にデビューしてA2級に昇格したのは2019年後期。そして、今年1月に初めてA1級になりました。どちらかというと「遅咲き」ということになるんですかね。GⅠも2019年8月のびわこ67周年記念で追加出場。実質、今回がGⅠ初参戦という形です。

 和田選手、森選手と親交のある方に聞くと和田選手はすごくやさしくて律儀で気配りのできる人のようです。差し入れをしたら、必ずお礼の品を返してくるそうです。選手会びわこ支部の役員も務めているのも、こうした人柄が評価されているんでしょうね。

 でも水面に出たら強気で負けず嫌い。すごい努力家とのこと。びわこは地元ということでたくさん走っていますし、しっかり準優には乗っているイメージです。走り慣れた水面でデビュー初優勝というのもあるのではないでしょうか。

 ◇秦英悟選手 この地区選はリベンジに燃えているという直前情報を入手しちゃいました。前節の戸田優勝戦で秦選手が差して先頭に出たところをまくり差した馬場貴也選手がバック伸びて逆転V。秦選手は周囲に「地区選は打倒・馬場だ!」と宣言したそうです。

 びわこはデビュー初勝利に2V。親しい人にも「大好きなんです」と話す好相性水面。それに昨年はSG5大会に出場してダービーの優出2着をはじめ4大会で予選突破とSGでも活躍できる実力です。大好きな水面で雪辱Vというドラマも十分ありますね。

 ◇藤山翔大選手 昨年は「伸びは宇宙一」という名言を残したように伸び型の仕上げには定評のある選手ですね。レースもインパクトありますが、年間最多勝利数で最後の最後まで争うなどしっかり数字も残しています。そして、今年も1着を量産中。1月だけで22勝です。このペースで毎月20勝したら年間240勝ですよ! びわこでも「宇宙一の伸び」を見せて欲しいです。

 ◇岡村仁選手 岡村選手といえばユーチューブの「スタディーボートレース」ですよね。すごく分かりやすくボートレースのことを説明してくれているんですよね。前走の江戸川で今年初Vを決めるなど調子も良さそうです。これが江戸川で3回目の優勝で2013年のGⅠ58周年記念も優勝しているんですよね。びわこでも2回、優勝しています。きっと岡村選手は荒れ水面が得意なんですよ。昨年10月のびわこGⅠ69周年記念でも優出しています。

 それに前回のびわこ地区選(2018年)の優勝者は昨年、引退した野添貴裕さん。岡村選手の師匠です。ここで岡村選手が優勝したら…。想像するだけに涙が出てきちゃいます。

 ◇吉川昭男選手 最後を締めくくってもらうのはこの人「びわこ番長」しかいません。私は琵琶湖の守り神ではないかと思っています(笑い)。びわこでの走りは一味もひと味もふた味も違います。びわこの出走回数は1515回。今大会の出場選手1000回を越えているのは昭男さんだけです。優勝回数も24回でトップ。2番目は馬場貴也選手の14回です。まだ昭男さんはGⅠ優勝がありません。地元びわこで昭男さんがGⅠを勝つ姿を見たいです!