【ルーキー通信簿】尼崎の〝龍馬″がボートレース界に旋風を巻き起こす?!

2022年02月10日 12時00分

2019年10月31日、地元・尼崎でデビュー初勝利を飾った宮田(右)。同じシリーズに出場していた師匠の高野とニッコリ(東スポWeb)
2019年10月31日、地元・尼崎でデビュー初勝利を飾った宮田(右)。同じシリーズに出場していた師匠の高野とニッコリ(東スポWeb)

◇宮田龍馬(23)兵庫支部121期

 2017年11月のデビュー以来、ジワリと勝率を上げてきた。

 2022年前期適用勝率は自己最高の4・83。7月から適用される2022年後期勝率(審査期間は昨年11月から今年4月)では現在、5・94とA2昇格ペースだ。「今年はまずA級に上がりたい。今のペースなら…、と思いますが、油断することなく気を引き締めて行きたいです」と初のA級を意識している。

 勝率アップの要因として真っ先に上げるのは体重だ。デビュー時は51キロも一時期は55キロを超えたこともあった。「最初は運動などで減量をしていたけど、筋肉量も多くて、なかなか減らなかった。食事で調整するようになってようやく減らすことができました」と振り返る。

 現在は52キロ。体重が減ったことによって様々なプラス効果が生まれた。「ボクが所属しているペラグループは体重が軽い人が多くて、体重が重いとペラの話も通用しなくなってしまう。この面でも体重を落として良かったと思います。こんなに違うのか、と感じました」とペラ調整にも好影響を及ぼした。

 師匠は姫路工・野球部の先輩でもある高野哲史。「ペラについては毎回、シリーズ前に師匠に連絡して〝こうした方がいい〟というところからやっています。これが全部、出るんですよ。特に尼崎では良くて毎回、同じベースで行けています。ペラ調整に関しては師匠の力が大きいと思います」という。

 さらにスタートへの意識改革も行った。

「今まではギリギリを狙って放ってばかりでしたが、今はコンマ10くらい、1艇身のうちで質のいい全速スタートが行けるように心がけています。最近はスタートタイミングも早くなったし、フライングも2年くらいしていないはず。事故なくレースをこなしていけるというのも大きいですね」。

 スタートが安定すると「前はスタートでいっぱいいっぱいだったけど、今は1Mでの駆け引きとか、そういうところまで行けるようになりました」と進歩のスピードも加速していった。

 高野も「昨年くらいからしっかりレースできているし、スピードもついてきた。A級になれる実力はついてきたと思うので、このまま頑張ってほしいですね」とエールを送る。

 尼崎の〝龍馬〟がボートレース界に新風を吹かせる日は遠くない。

☆みやた・りゅうま 1998年3月20日生まれ。兵庫支部の121期生。2017年11月、尼崎でデビュー。初勝利は2019年10月の尼崎。同期に沢田尚也、高橋竜矢、中村かなえ、来田衣織ら。

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