ボートレース福岡のGⅠ「第68回九州地区選手権」は7日に予選2日目を終了した。序盤戦を終えて3戦オール2連対で快調に飛ばす長野壮志郎(41=福岡)はこれが2011年12月の第58回大会以来、約10年ぶりの地区選参戦となるが、久々を感じさせない走りでシリーズリーダーに躍り出ている。

 2日目は5、3コースの2走で2、1着。この好結果は確かな足の裏づけがあってのもので「全部が良くて、上位だと思う。あとはペラの微調整ぐらいでいい」と完調宣言も飛び出している。

「スタートで放ってしまった」と語る2日目後半の5Rは3コースツケマイで快勝。「全速でいけばのぞく感じもありますからね」と度胸一つでさらなる躍進も十分期待できる。

 約10年ぶりの参戦にも「めちゃ久しぶりでもバリバリ楽しんでますよ」と声が弾むのもエンジンの後押しがあるからに他ならない。このペースでいけば第57回の大村大会以来のGⅠ予選突破も視野に入ってくる。