最古参ボートレーサーの加藤峻二(73=埼玉・5期)が引退を決意し、7日午後、都内で記者会見を行った。ボートレース界のレジェンドにトップレーサーたちが惜別のコメントを寄せた。

 今村豊「選手になって加藤さんは憧れの選手だったので、(加藤を)目標に頑張ってきました。いずれこの時が来るとは思っていたが今は寂しく思う。お疲れさまでしたというひと言に尽きます」

 須藤博倫「デビュー時からの目標でもあり、非常に勉強させていただきました。引退は残念でありますが、加藤選手から学んだ仕事に対するモチベーションや精神面等を選手会埼玉支部長として、若い選手にもしっかり伝えていきたいと思います。本当にお疲れさまでした」

 松井繁「後輩にも紳士的で優しい先輩であり尊敬していた。これほど長く現役を続けることは考えられないキャリアであり、私も気持ちだけでも追随していきたい。単にお疲れさまでしたということでは言い尽くせない。すごい記録だと思います」