ボートレース平和島の「ヴィーナスシリーズ第20戦」が4日、開幕する。3日の前検日はエンジン抽選やスタート特訓などが行われた。初日12Rのヴィーナスドリーム組では好調27号機を得た1号艇の田口節子(41=岡山)が好気配で、大滝明日香(42=愛知)もまずまずの動き。前節Vのエース19号機は127期の谷口佳蓮(20=香川)が引き当てた。

 予選スタート組では清水沙樹(34=東京)に注目したい。前節の江戸川・ヴィーナスシリーズでは優勝戦でチルトを1・5度に跳ねる一撃仕様で臨み、鮮やかな4カドまくりを決めて通算6回目のVを飾った。当然、今節も目が離せない存在となる。

 エンジン抽選で引き当てた70号機は2連率40%で3節連続優出中の好調機。前検の特訓を終えると「可もなく不可もなくって感じで、班の比較は一緒ぐらい。波が残っていると乗りづらかったので、ペラを片面は叩きたい。でもスタートは届いていたし、そこは問題ないですね」と、感触はそこまでではなかったようだが、近況は伸び型のペラ調整が当たっている。上積みは十分に可能だろう。

 プライベートでは最近、神社巡りにはまっているという。カド戦が濃厚な4号艇で登場する初日11R、神がかったまくり一撃が飛び出すか。