ボートレース芦屋のGⅠ「開設69周年記念 全日本王座決定戦」は開催2日目の22日、節目の勝利を祝う水神祭のラッシュとなった。実森美祐(25=広島)が1R1号艇を逃げてGⅠ初勝利を挙げたのに続き、5Rでは木下大将(36=福岡)が3コース差しで新鋭王座決定戦(現ヤングダービー)を除いた、記念・周年でのGⅠ初勝利を達成した。

 木下はレース後に同郷の瓜生正義(45=福岡)、川上剛(40=福岡)、篠崎元志(35=福岡)、篠崎仁志(34=福岡)、植田太一(32=福岡)、仲谷颯仁(27=福岡)らに掲げられてピット内の水面へ放り込まれた。

「岡崎(恭裕、35=福岡)さんがインを取りに行くような感じになって、インの赤羽(克也、40=埼玉)さんとともに内2人は多少深くなっていた。でも差せてびっくりしました。勝てて良かった。今シリーズは追配なので気楽にやれているのが良かったのかも」と笑顔で振り返った。