【福岡ボートPGⅠクイーンズクライマックス・カウントダウン】連覇を狙う平高奈菜「地力の底上げはできたと思う」

2021年12月24日 12時00分

連覇を狙う平高奈菜(東スポWeb)
連覇を狙う平高奈菜(東スポWeb)

◇平高奈菜(34)香川支部100期

 プレミアムGⅠ「第10回クイーンズクライマックス」がボートレース福岡で開催される。26日にGⅢ「QCシリーズ」が開幕。28日から女子賞金上位12人による女王決定戦PG1「QC」の熱戦がスタートする。注目は8月の浜名湖レディースチャンピオンを制し、夏冬連続Vを狙う遠藤エミ。そして、昨年覇者で大会連覇を目指す平高奈菜のトップ2だ。ともに史上初の快挙。カウントダウンコラム最終回は賞金ランク2位から逆転女王を狙う平高に焦点をあてた。

 昨年の浜名湖大会の覇者。史上初のQC連覇をかけての出場となる。「連覇は意識せずに…。それより一走一走、目の前のレースに集中していくだけです」と泰然自若としている。

 昨年はトライアル初戦を2号艇2着、2戦目を4号艇2着、3戦目を2号艇1着と安定した走りで優勝戦1号艇を手に入れてティアラを戴冠した。今回は賞金ランク2位での出場。28日のトライアル初戦11Rは絶好枠からのスタートとなるだけに連覇への期待も膨らむ。

 今年は16優出6V。自己最多となる6Vも光るが、7月のまるがめGⅡボートレース甲子園(6着)、11月のまるがめGⅠ69周年記念(2着)と男女混合特別戦での活躍も目立った。SGにも自己最多の6大会に出場。すべて予選敗退に終わったものの強豪男子レーサーを相手に全52走のうち1着4回、2着4回、3着14回、3連率42%という結果を残した。

「地力の底上げはできたと思う。悪くてもソコソコ勝負できる感じになってきた。準優に進めなくて5着、6着で終わることが減っている。SGでも連に絡むことが増えている」と手応えをつかんでいる。

 ただ、調整面では納得はしていない。「ボートレース甲子園はエンジンがソコソコ動いていた。でも、他ではこれというエンジンを引くことができなかった。エンジンがずっと大したことがなかったので自分に合う調整ができていない。調整の正解が分からない。ここ2、3年はペラで悩んでいるというのが正直なところ」と打ち明ける。

 その一方で「その中で、この成績なので上出来でしょう」と前向きに捉えている部分もある。QC組12人には2連率上位12機が割り当てられる。「クイーンズはいいエンジンから出てくれるので…」と好素性機ゲットを心待ちにしている。

 今年4月のヴィーナスシリーズでは福岡初Vも決めている。「たまたまですよ。いいイメージはないんですよね」と苦笑いするが、今大会出場12人の中で当地通算勝率6・61は寺田千恵の6・64に肉薄する2位。2連率46・9%と3連率66・2%は1位と水面実績はトップクラスだ。

 史上初の連覇、そして2年連続の賞金女王へ――。持ち前のアグレッシブな走りでライバルや福岡特有の〝うねり〟を力強く乗り越えて栄冠へ突き進む。

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