熱戦を展開するボートレース住之江のSG「第36回グランプリ/グランプリシリーズ」。15日の2日目7Rではこの大会初出場の山崎郡(32=大阪)が、インからコンマ08の好スタートを決めて逃げ切り快勝! うれしいSG初勝利を飾った。

 SG初出場だった10月の平和島「ダービー」では一度も連対することができなかったが、この日、待望の1着をゲット! レース後には石野貴之、秦英悟、西村拓也、上條暢嵩といった地元・大阪支部の選手らから、水面に投げ込まれる手荒い祝福を受けた。

 山崎は「偉大な先輩方に(水神祭を)やっていただいてうれしい。でもメチャメチャ冷たかった~」と震えながらも笑顔を浮かべていた。「ダービーで(初勝利を)決められなかった分、地元でできたらと気持ちを切り替えて、今節中にどこかで、とは思っていた」そうで、その“目標”は2日目に実現した。

 ここからは準優進出を見据えた戦いとなるが、「自分はあまり先のことは考えるタイプではないので、一つ一つのレースで自分のベストを尽くしたい」と、目の前のレースに集中し2勝目、3勝目目を狙っている。