【住之江ボートSGグランプリ・カウントダウン】2年連続出場の西山貴浩「枠番抽選は得意ですから!」

2021年12月13日 12時00分

「枠番抽選は得意」と笑う西山(東スポWeb)
「枠番抽選は得意」と笑う西山(東スポWeb)

◇西山貴浩(34)福岡支部97期

 2021年の〝最強レーサー〟は誰か――。ボートレース住之江のSG「第36回グランプリ」が、いよいよ14日に開幕する。優勝賞金1億円。この夢の舞台に立つことを許されるのは18人のみ。直前カウントダウンコラム最終回は昨年、グランプリ初出場で初優出。18番目の滑り込みながら2年連続2回目の出場を決めた西山貴浩が登場。艇界のエンターテイナーと呼ばれる男の〝生き様〟に迫った。  

 11月の多摩川SGチャレンジカップのオープニングセレモニーでは約2年ぶりにファンを前にしてのオープニングセレモニーが復活。全力パフォーマンスを披露した。「本当に久しぶりでしたからね。これまでのうっ憤を晴らしてやりましたよ」とニッコリ。コロナ禍でまだまだ全面解禁とはいかないが「一日も早くファンの皆さんの前でマイクを握りたい」とこぼす西山にとっては大きな前進だった。

 昨年、悲願のグランプリ初出場を実現し、1億円をかけた最終決戦となる優勝戦に駒を進めた。

「初めてグランプリに出場して、あらためて、あの舞台に毎年、行かなきゃいけないと思いましたね。本当に楽しかったし、あのしびれる感覚をもう一度味わいたい」。

 2年連続グランプリ出場への決意を固くしてスタートした2021年。1月に江戸川GⅠ65周年記念を制して順風満帆な船出となった。ただ、その後の優勝は下関一般戦のみ。それでもコツコツと賞金を積み重ねてボーダーラインの賞金ランク18位での出場となった。

「ギリギリでしたね。ホッとしました。本当に良かったです。18位と19位では天と地ほどの差がありますからね」と苦笑いの出場権ゲットとなったが、出場さえできればチャンスがある。

 本来は出足、回り足系統を求める調整スタイル。「1号艇でしっかり勝って他の枠では何とか3着以上をキープする。これができれば、まずは準優には乗れる」と確実性を重視した戦略だ。

 昨年後半からは「上のレベルで勝ち切るためには伸びをつけたりしてパンチがある仕上げにしなきゃいけないのかなと思って、そういう調整も勉強しています」と進化を求めて試行錯誤してきた。

 しかし、チャレンジカップでは初戦から6着3連発。「1回、もともとのスタイルに戻してみようかと思います。しっかりと展開を突ける足を求めて行きます」。その言葉通り、直前の鳴門PGⅠ・BBCトーナメントでは持ち前の粘り強い走りで準決勝まで駒を進めた。

 昨年は初戦の6号艇を3着を確保して好スタートを切ると2戦目は3号艇で1着。トライアル2ndでは2戦目、3戦目と抽選で白玉(1号艇)を引き出し、しっかりと連勝。優勝戦まで進んでいる。「昨年も6号艇スタートだったし、枠番抽選は得意ですから」と不敵な笑みを浮かべる。

 今年も本来の出足中心の調整と粘り強い走りでトライアル1st突破→2年連続優勝戦。そして、その先の栄冠をつかみ取る。

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