「本場売り上げ」伸ばした桐生ボートの戦略

2012年09月15日 11時00分

【ボートレース】大盛況のうちに幕を閉じた先月の桐生ナイターSG「モーターボート記念」。圧倒Vを飾った瓜生正義ばかり注目された大会だったが、実は「売り上げ面」でも大成功を収めていた。6日間の総売り上げは目標額を超える約113億円。要因は「本場売り上げ」が予想以上に伸びたことだった。本紙は改めてMB記念の裏側を検証し、ボートレース桐生の戦略に迫った。

 MB記念最終日の8月26日、スタンドは大勢の観客でにぎわっていた。地元エースの山崎智也が優勝戦に登場すると「智也ー!」という大声援。来場者が減少している現状がウソのようだった。

 まずは本場に人を呼ぶべし――。そんな確固たる理念を持つ施設会社「関東開発株式会社」の笹川和弘代表取締役会長はこう語る。
「自場が売れたというのは本当にうれしい。ネットが普及する社会情勢の中で、いかにレース場に足を運んでもらえるか。今はやろうと思えば何でもできる時代ですから」