ボートレース江戸川のGⅡ「江戸川634杯 モーターボート大賞」が8日に開幕する。今節は初日、2日目の12Rでドリーム戦2レースが行われる。初日第1弾の1号艇は地元・飯山泰(43=東京)だが、それを脅かす存在となりそうなのが2号艇・土屋智則(36=群馬)だ。

 手にした13号機は2番目に2連率の高い(46%)優良機。前検日は「もらったままでペラは叩いてないけど、重たくて行き足が良くなかった」と感触はイマイチ。それでも落胆した様子はみじんもない。

「機歴簿を見たらいいエンジンだな、と思った」と素性の良さを確認したから。実際、前節の岡祐臣も準優4着に終わったが動きは良かった。それ以前も10月以降4節連続で優出をしており、GI66周年記念では永井彪也がターン足中心に好仕上がりを見せて優出6着したシロモノ。だからこそ「悲観することはないでしょう。良くなると思います。しっかり合わせていきたい。大きなことはしません」と落ち着いていたのもうなずける。

 当地は2017年の開設62周年記念で唯一無二のGI優勝を飾った思い出の地。しかも10月のGIを走ったばかりだけに、調整面でも「プラスがある」と有利に働きそう。しっかりと仕上げて開幕ダッシュを狙う。