ボートレース下関の「ルーキーシリーズ第22戦 スカパー!JLC杯争奪 今村豊メモリアルプリンスカップ(オール進入固定)」は2日、準優勝戦を行い、3日の最終日、12Rの優勝戦出場選手が決まった。メンバーは次の通り。

1号艇・黒野元基(25=愛知)

2号艇・吉川貴仁(28=三重)

3号艇・関 浩哉(27=群馬)

4号艇・井本昌也(24=山口)

5号艇・中村日向(23=香川)

6号艇・前田篤哉(25=愛知)

 V戦1号艇を得た黒野は、優勝こそ昨年2月の浜名湖で一度経験しているものの、予選トップ通過、優勝戦1号艇とも自身初。機力面に不足はないが、「緊張はすると思うけど、スタートだけはちゃんと決めたい」と、どこまで踏み込めるかが鍵となる。

 また、この優出をいいきっかけにしたいと意気込んでいるのが前田だ。今節は出入りの激しい着順が示すように「今は勉強。前節のまるがめ69周年がボロボロだったし、最近は海水のレース場がイマイチなので…」と、もっかペラに苦心している最中。だが、ここにきて「5日目はペラの形を変えて、乗りやすくなった。足はもともと良かったし、中堅上位はある」と操縦性が向上。準優の2着競り勝ちにもつながった。

 次節は同じく海水プールで、とこなめのルーキーシリーズ。「1日かけて、しっかり合わせたい」と結果を出し、地元戦への足掛かりにしたい。