ボートレース蒲郡の「ルーキーシリーズ第21戦」が18日に開幕した。

 血気盛んな若武者の戦いとあってスリットの攻防も激しくなり、初日からスタート事故が相次いだ。2Rで笠間憲哉(23=愛知)、4Rでは前田滉(21=愛知)と村上遼(29=長崎)がフライングを切り、賞典除外となっている。

 序盤からフライング続出とあってその後は選手間でも〝自重〟ムードも漂ったが、5Rを加藤翔馬(24=兵庫)が4コースのカドからコンマ06のトップスタートを切ってまくり快勝! 「スタートは全速でいいのが行けました」と胸を張った。

 後半11Rも2Mまでは5番手だったが道中で猛追。3周1Mで木場悠介を逆転して3着奪取に成功。相棒の72号機は8月のSGメモリアルV機で「どこがという部分はないけど、足は全体的にいい」と初戦から好素性を実感している。

 今節も含めてルーキーSが3節続き、前々節・尼崎は優勝戦6着、前節・大村では準優勝と連続優出を決めるなど好調で「大村はすごくエンジンが良かった」そうだが、今節も負けず劣らずの好エンジンだけに、さらなる活躍が期待される。