ボートレース浜名湖のGⅠ「浜名湖賞 開設68周年記念」は12日、予選3日目を終了。4日目(13日)は準優勝戦進出を懸けた予選最終日を迎える。

 機力上々で4日目の2走で準優好枠獲得へ意欲満々なのが今年3月の前回大会でも優出(5着)実績のある青木玄太(34=滋賀)だ。
   
 3日目1Rを4コースのカドからまくって今節初勝利。「これで明日(4日目)が楽しみになってきた」と機力、リズムともに上向いている。
 序盤こそ2連率45%の1号機のパワーを持て余していたが「整備とペラ調整の両方がうまくいった。ダッシュからになると思っていたので伸びるように叩いて、スリット後に実際に少し出ていきましたからね」と舟足に納得の表情だ。

 一般戦でもGⅠ戦線でもセンターから攻めて勝つのが理想のスタイルだ。「菅(章哉、33=徳島)君とは少し違うけど、やっぱりまくって勝ちたい。内寄りから勝つよりも、センターが得意なイメージを持ってもらえればうれしい。みんな一緒じゃ面白くないでしょ」とまくり屋としての自負もある。

 2大会連続となる当地周年記念優出も狙える仕上がりで「握って回れる浜名湖は自分向き」と大の得意水面。得点率9位からジャンプアップも期待できる。