【まるがめボートGⅠカウントダウン~女神たちの挑戦~】強豪男子に挑み続ける平山智加「日々、勉強になります」

2021年11月11日 12時00分

混合GⅠ優勝経験もある平山智加(東スポWeb)
混合GⅠ優勝経験もある平山智加(東スポWeb)

◇平山智加(36)香川支部98期

 ボートレースまるがめのGⅠ「京極賞 開設69周年記念競走」が14日に開幕する。賞金レースも佳境に入り、し烈な戦いが繰り広げられるが、この激戦の舞台に3人の女子レーサーが敢然と乗り込んでくる。直前カウントダウンコラム「女神たちの挑戦」では強豪男子レーサーに挑む女子選手にスポットを当てる。第1回は混合GⅠV経験もある地元の平山智加だ。

「まず64号機を引くこと(笑い)」――。地元GⅠへの意気込みを問われた平山の第一声がこれだった。7月のGⅠⅠ全国ボートレース甲子園で毒島誠が節間を通じて圧倒し、全国区になったまるがめのスーパーエース機。軽く1艇身伸びて行く足があり、これを誰が引き当てるか、前検日最大の焦点といっても過言ではないほどだ。

 ただ、こうも続ける。「エンジンが出てても勝てない時もあります。調整と〝マッチング〟してないとダメです」。最近は伸びに特化した一点突破型のレーサーも増えてきたが、平山はどちらかといえば自在型。それだけに隙なく仕上げないと、着に結びつけるのは難しい。

 逆にいえば、結果が出ている近況は、〝マッチング〟がうまくいっている証しといえる。9月にまるがめで優勝。さらに「いい流れでしたね。外枠でも着が取れました」と自画自賛する2節前の津GⅠⅠモーターボート大賞も舟券から外れたのは9戦して1度のみと安定感は際立っていた。「昨年は夏(レディースチャンピオンV)で燃え尽きました(苦笑い)。今年は前半イマイチだったけど、ジワジワ上がってきましたね」と手応えをつかみつつある。

 リズムが上がってきた最大の要因は記念あっせんの回数。今年5月~10月はSG3節に加え、男女混合のGⅠ、GⅠⅠも3節。一般戦でも男女混合戦が多く「日々勉強になりました。正直、女子戦ばかりでは技量の向上にはつながらない部分もあります」と男子の強敵相手にもまれたことがいい経験になっている。

 昨年10月の前回大会は産休明けということで4年ぶりのハンディが出た形となったが、今年は最高の臨戦過程。「頑張ってクイーンズクライマックスへいい枠で乗りたいですね」と、年末へのラストスパートに燃えている。

【関連記事】

関連タグ:

ピックアップ