ボートレース浜名湖のGⅠ「浜名湖賞 開設68周年記念」が10日に開幕する。

 今節は賞金ランクトップに立つ峰竜太(36=佐賀)と2位につける平本真之(37=愛知)の両者が参戦。他にも豪華メンバーがそろっており、年末の大一番に向けたマネーバトルからも目が離せない。

 峰はエンジン抽選で機率28%の凡機を引いたが、前検の動きは本人が思っていた以上にパワフルで「すごく良かった。これならエンジン(の整備)はやらずに、プロペラ調整だけでいけそう」と上機嫌。早くも視界は良好といってもいいだろう。

 平和島ダービーで3個目のSGタイトルを獲得したばかりの平本は「プロペラはノーハンマーで普通には動いていた。ここまできたら(賞金ランク)2位以内を意識している」と言い切った。

 12月14日から住之江で開催される「グランプリ」では(チャレンジカップ終了時点で)賞金ランク2位までの2人がトライアル2ndの1号艇を獲得できるだけに、GPでの戦いも断然優位になる。

 現在の獲得賞金額は1億1320万円で当面のライバルである3位・浜野谷憲吾(今節は不参加、48=東京)とは約460万円差。ここで差を広げたいところだ。