ボートレースびわこの「東スポグループ杯」の優勝戦が26日に行われ、1号艇の柳生泰二が逃げ切り、今年6回目の優勝を飾った。

 25日の準優勝戦では予選トップ3の1号艇トリオが全敗という波乱のシリーズ。しかも隣の2号艇にはお化けエンジン26号機を駆る大内裕樹と不穏な空気が漂っていた。

「大内(裕樹)さんがすごい足で、プレッシャーを感じていた。自分も3日目から伸びが良くなっていたけれど、大内さんと比べると厳しかった。1Mはいいターンができなかったが、逃げることができて、ほっとしました」と振り返るように万全のレース運びではなかったもののイン戦を死守。優勝をもぎ取った。

 今年6Vで来年3月の大村クラシックの出場もほぼ確実になった。念願のSG初出場となるが「まずは目の前の一走一走に集中するだけです。舟券に貢献して、ファンの皆さんの応援に応えたい」と手綱を緩めるつもりはない。