ボートレースからつの「ルーキーシリーズ第18戦 スカパー!JLC杯」は23日、予選最終日となる開催3日目を迎える。

 ここまでの得点率争いは4戦2勝2着1回4着1回の中田達也(28=福岡)と、3戦1勝2着2回の山下流心(28=広島)がそろって9・00としたが、上位着数の差で中田がトップ。山下が2位につけている。

 一方、目下7位にランクしている沢田尚也(22=滋賀)からも目が離せない。初日1、3着で迎えた2日目3Rは道中の競り合いから抜け出して2着確保。3戦オール舟券絡みという安定感たっぷりの走りを見せている。肝心の機力については「バランスが取れて中堅上位。ターン後の押しもあって出足、伸びともに少しずついい」と23号機には手応えを感じている。

 現在審査中の2022年前期適用勝率は6・26(22日現在)「A1は今年の目標にしていた。このリズムで行けば問題ない」と昇格にも自信をうかがわせている。

 師匠の馬場貴也からは「落ち着いて。スタートで勝負するのではなくターンで勝負しろ。記念レースで一緒に走ろう」と激励されているそうで、強い気持ちで「もっと上にいかないと」とさらなる高みを目指している。