ボートレース芦屋のGⅢ「オールレディース マクール杯」は19日、予選4日目が終了。7戦4勝2着2本3着1本の中川りな(28=福岡)が予選トップ通過。2位・細川裕子(39=愛知)、3位・川野芽唯(35=福岡)がそれぞれ準優1号艇を手にした。

 準優3番はいずれも激戦区となったが、ここでは第1弾の10Rに4号艇で登場する大滝明日香(42=愛知)に注目したい。

 予選は7戦未勝利と〝まさか〟の苦戦を強いられたが、それでも持ち前の巧さばきを発揮して2着5回、得点率10位で準優勝戦に進出した。

 得点率15位からの勝負駆けとなった予選最終日は前半1Rのイン戦で、5コースから攻めた実森美祐のまくり差しに屈して2着。また、後半12Rは4カド戦。内3艇がスタートで遅れる隊形で、まくり差しが突き抜けたかに見えたがイン渡辺優美(29=福岡)に伸び返されて、待望の白星はまたしてもお預けとなった。

 レース後は「渡辺さんとは伸びが違った。私のも普通はあると思うけど、いい人に対しては下がりますね」と舟足はまだまだの状態で「伸びが欲しい。ターン回り寄りになっているので見直してみる」とさらなる調整に汗を流した。

 当地は昨年12月のヴィーナスSから目下、3連続優出中と水面相性は上々。4連続ファイナリストとなるか、最後の仕上げのお手並み拝見だ。