ボートレース江戸川のGI「江戸川大賞 開設66周年記念」が15日、熱戦の幕を開けた。

 ボートレースファンとしては「F2」表記の選手は狙いにくいものなのだが、今節の永田秀二(35)と渡辺雄朗(35)の地元東京両者2人は例外と言ってもいいかも。特に永田は軽視禁物。エンジン気配が出色だからだ。

 初戦の6R逃げ切り、いきなり初〝白〟星を挙げたにも関わらずピットに帰投すると〝顔面蒼白〟。というのもフライング2本持ちという重ハンディを抱える身ながら、0台のひやひやスタートとなったから。インコースからコンマ06のトップスタート(タイ)に「途中で放った」と保険をかけたのが大正解だった。

「思った以上に足がいいですね。バックでは完全に差されていたけど、出ていった。伸びましたね」と機力はかなりの高レベル。F2でオッズが割高になればもうけもの。むしろ買い目となるはずだ。