【芦屋GⅠ全日本王座決定戦:エンジン相場とレース傾向】山口剛「勝率ほどインは強くない」

2015年02月18日 11時56分

芦屋の近況は予習済み。アドバンテージを生かしたい山口

【芦屋GⅠ全日本王座決定戦:エンジン相場とレース傾向】1月タイトル戦で芦屋を走ったばかり(優出2)の山口剛に、エンジン相場と水面の特徴について語ってもらった。

 ——1月に走って優出2着(56号機)。この時のエンジンの仕上がりは

 山口:後ろで引き波があるところを走ると2連率(出走時は31%)通りの足。押しがあるエンジンではなかったから、大したことなかった。でも足的にはまあまあに仕上げられたと思ってる。優勝戦の中では出畑選手(孝典=24号機)と川下(晃司=4号機)のが出てた。出畑選手のはホンマにええエンジンだったみたい。

 ——その大会の動きで気になった選手は

 山口:永嶋選手(裕一=6号機)と内野さん(省一=60号機)、あと新良さん(一規=23号機)のも出てましたね。逆に若林選手(将=50号機)は大したことなかったし、坪井さん(康晴=17号機)は本当に苦労してた。

 ——エンジン相場の率直な印象は

 山口:一般戦の時は同じエンジンにインが数回きて逃げ切ってる部分があるんで、エンジン勝率もそこまではアテにならないと思う。エンジン勝率はないけど、その中でもいいエンジンがある。

 ——芦屋はインの勝率が非常に高いんだけど

 山口:そのイン勝率ほどインは強くないと思いますよ。外もそれなりに利くと思ってる。

 ——スタートの見え方で気になった点は

 山口:芦屋はスタートの見え方が異常に早い。これは全国でもトップランクだと思う。握れば握った分だけついてくる感じ。スタートは起こしでかなりためて行ってる。タイムも出てるし、たぶんそれだけエンジンにパワーがあるんだと思う。

 ——最後に芦屋周年に向けて

 山口:ぜひ頑張りたい。ただ記念なので普通よりは少しでもいいエンジンを引いておきたいところですね。

【水面の特徴】芦屋の水面は広大な淡水プール。1M側は奥行きが約90メートル四方あり、ターンの出口からバック側に向けて大きく水面が広がっている。穏やかなコンディションであれば、攻め手はバリエーションに富む。この時期はホーム追い風が多いが、天候の変わり目には激しく吹くことも。静水面だと一般戦のシードレースの恩恵もあり、イン有利。1コースの1着率は50%を超える。

 さらに特徴的なのがスタートが早いこと。現行ペラ制度以降後の全国S平均が0・18。それと比較して芦屋は0・17と0・01早い。前検では多くの選手から決まって「スタートが早過ぎて難しい」の声が上がる。まずはスタートがつかめていることが芦屋攻略ポイントとしては重要になってくる。また、昨年の12月には1分43秒2(吉永則雄=大阪)の全国レコードが飛び出した。屈指の高速水面という評価もできる。