ボートレース大村の「ヴィーナスシリーズ第12戦」が25日、開幕した。

 初日メイン・12R「ドリームレース」は1号艇で人気を集めた小野生奈(32=福岡)が力強く逃げ切って快勝! 前半8Rはイン島倉都(24=群馬)の逃げこそ許したものの、手堅く2着キープ。機力に関しては「全体的に普通くらい」だが、さすがの旋回力を発揮して幸先いい滑り出しを果たした。

 同じく新田有理(29=広島)が2、1着。山川美由紀(54=香川)は1、2着。田口節子(40=岡山)も2、2着と、そろって2走2連対の順調な滑り出しを決めた。

 中でも新田は、26日が最終日の徳山PGⅠ「第8回ヤングダービー」に出場している夫・入海馨(25=岡山)が優勝戦進出(準優3着も2着の井上一輝が不良航法で賞典除外、繰り上がり優出)に成功。夫婦ともどもの活躍となった。

「予選18番目で、準優は3着からの繰り上がりですよね。ツキがありますね~。でも、ダーリンが優出したので、私も今節は絶対に優出します!」とやる気満々。

 39号機についても「若干、調整は失敗していたけど、足には余裕がありますね」とまずまずの手応え。中盤戦以降も目が離せない存在となった。