ボートレース若松のGⅢ「オールレディースJALカップ」は20日、予選2日目を終了。21日は中盤のヤマ場、3日目を迎える。

 2日目、唯一の連勝としたのが成長著しい中田夕貴(28=埼玉)。この舟足が抜群の気配だ。

 2021年後期にA2級に初昇格したばかりだが、現在審査中の22年前期適用分でも自己最高ペースで勝率をアップしている成長株。「調子は良かったり悪かったりだけど、平均的には悪くないですね」と近況を自己分析した。

 今節の相棒・3号機は7月末のキャリアボディー交換から機力爆上がり。5節連続予選突破中で、そのうち2優出1Vの絶好調機。初日3着2本として迎えた2日目は、そのパワーを大いに見せつけた。前半5Rで4コースからまくり差して1着とすると、後半11Rは2コースから差して一気に連勝。いずれもスリット近辺やバックで追いつく伸びが強烈に映った。

「スタートで放ったけど出ていったし、伸びがいいですね。風のせいか乗り心地が良くないので、気を付けながらターンをしています」と、課題はあるものの舟足は上位級のようだ。

 この勢いなら念願のデビュー初Vさえも狙えそうな雰囲気を醸し出しおり、中盤戦以降も活躍が楽しみな存在となった。