20日に開催されたボートレース鳴門のGⅠ「大渦大賞 開設68周年記念」の5日目8R、1号艇で出走した地元の市橋卓士(42=徳島)がイン逃げ快勝。これが2000年5月のデビュー以来、5273戦目の出走で通算1500勝を達成した。

 レース後には節目の勝利を祝福する水神祭が行われ、同郷の菅章哉(33=徳島)、山田祐也(32=徳島)、西野雄貴(31=徳島)らに加えて、同じ四国地区で切磋琢磨する森高一真(43=香川)、片岡雅裕(35=香川)、さらにお祭り男・西山貴浩(34=福岡)も参加してスタンドの前に止められた救助艇から水面へ放り込まれた。

 市橋は「準優勝戦には乗れなかったけど、ファンの方が声援を送ってくれてうれしかった。地元で達成できた良かった」。プレッシャーから解放されて晴れ晴れとした表情には充実感があふれていた。