【徳山ボートPGⅠヤングダービー・カウントダウン】上田龍星「競輪GⅠ初制覇の古性優作さんに続く!」

2021年09月18日 12時00分

GⅠへのあっせんも増えている上田龍星(東スポWeb)
GⅠへのあっせんも増えている上田龍星(東スポWeb)

◇上田龍星(26)大阪支部117期

 ボートレース徳山のプレミアムGⅠ「第8回ヤングダービー」が21日に開幕する。9月1日時点で30歳未満の若手レーサーが激突。同世代が集結する大会とあって、今回をはじめ今後も長きにわたってライバルとして戦い続けることになる。ビッグレース恒例のカウントダウンコラムは「はじまりの決戦」と題して注目選手をピックアップ。第1回は雪辱に燃える上田龍星だ。

 昨年のびわこ大会は優勝戦1号艇ながら、3着惜敗。当然リベンジを意識して臨む大会だが、今年は少し微妙な航跡を描いている。昨年、今年と2年連続で近畿地区のトップルーキーに選出されたこともあり、GⅠあっせんが増えた影響もあるが、ここまで優勝ゼロ。GⅠの合間に走るルーキーシリーズでも勝てていない。「調子がいいとはいえないですよね…。夏場の調整が分かっていないんです」とエンジン出しに苦戦しているのが実情だ。

 ただ、途中帰郷に終わった前走の住之江GⅠ高松宮記念以外はGⅠⅠ以上で全て予選突破。ヤングダービー選考期間(昨年7月1日~今年6月30日)も出場メンバー中トップの選考勝率をマークし、初日ドリーム戦1号艇にシードされた。「(大舞台の)雰囲気には慣れてきましたね。確かに大敗が少なくなっているのかもしれません」。少々、エンジンの出方は甘くとも、しのげるテクが備わってきたということもいえる。SG出場2節目だった若松オールスターは不完走失格となる事故を乗り越えての予選突破だった。安定感や精神力はヤングダービー世代では群を抜いている。

 したたかな走りは、ボートレーサーになる前に取り組んでいたバイシクルモトクロス(BMX)で培ったもの。「(自転車を)こぎながらの一瞬の判断になるので、それはボートに生きていると思う。ボートは直線で考える時間がある。ボディーバランスという面でも生きていると思います」。BMXは周回コースをさまざまな障害物を乗り越えながらのレース。相手のわずかな隙を見逃さない観察眼が底力の源泉だ。

 また、同じくBMX仲間だった競輪選手の古性優作にも刺激を受けた。年齢的には上田の方が4歳下だが「自分が小6の時に1か月ほどアメリカに一緒に連れて行ってもらったりしてました」という間柄。競技は違っても、古性も技巧派として名高い選手で先月のいわき平オールスター競輪でGⅠ初制覇。「今の調子で簡単に勝ちたいとはいえないけど、(古性さんに)続きたい」と自慢のハンドルワークで吉報を届けるつもりだ。

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