【戸田・東スポ杯】井口が感動V「今日のこの気持ちは忘れない」

2015年02月03日 12時59分

ウイニングランでファンの声援に感激、終了後にガッツポーズの井口

 戸田「第25回東京スポーツ杯」の優勝戦が2日に行われ、断然の主役・井口佳典(37=三重)がインから逃げ切りV。F2ハンディを抱えながらも格上の貫禄で通算54度目の優勝を飾った。

 やはり一般戦では格が違った。初優勝を狙う地元・黄金井力良がカドから一撃を狙って仕掛けたが3号艇・籾山佳岳が激しく抵抗。インからコンマ15のSだった井口は一瞬、ヒヤッとさせられたものの辛うじて1M先マイ、逃げ切りを決めた。

 ウイニングランを終えたウイナーはなぜか興奮気味。SG5V、GⅠ10Vの実績を持つ男だが、この一般戦Vは感慨深かった。

「スタンドからの声援がすごかった。お客さんが水面際まで来てくれて…。ああ、僕らは改めてファンの方に支えられているって思った。これから記念で戦うときも、今日のこの気持ちは絶対に忘れないようにします!」

 自らに言い聞かせるように力を込めた井口。今後は浜名湖GⅠ東海地区選手権(10日開幕)を皮切りに3つのGⅠに出場し、90日のF休みに入る。春先の2つのSG(クラシック、オールスター)は選出除外となっているが「こういう立場(F2)で今年もグランプリにいければ自分はもう一段階、強くなる。休みまでの3つのGⅠのうち1つ、休み明けにSGを1つ取ることを自分に義務付け、這い上がっていきます!」と高らかに宣言。賞金王にまでなった男が一般戦Vで原点回帰し、早くも夏場をにらんでいる。