ボートレース宮島のGⅠ「宮島チャンピオンカップ 開設67周年記念競走」は5日に開幕した。

 初日注目のメイン12R「TEPPENドリーム1st」は、1号艇の峰竜太(36=佐賀)が3カドに引いた今垣光太郎(51=福井)の攻めを寄せ付けずにイン逃げ快勝。幸先のいい滑り出しを決めた。「十分です。伸び、行き足は少しいいし、試運転の出足も良かった。トップの方に入ると思う」と納得の仕上がり。当地はまだGⅠ制覇を成し遂げておらず、今回の足なら十分にチャンスがありそうだ。

 予選組では大峯豊(37=山口)が4、6枠で2、1着と好スタート。2日目12R「TEPPENドリーム2nd」1号艇に控える前本泰和(49=広島)や、辻栄蔵(46=広島)、赤岩善生(45=愛知)、茅原悠紀(34=岡山)、中田元泰(35=香川)が2走オール3連対と堅実なレース運びを見せた。

 一方、前節の蒲郡SG「第67回ボートレースメモリアル」で優勝を飾った原田幸哉(45=長崎)は5着2本と、厳しい船出となった。