ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第14戦 スカパー!・JLC杯」が31日、幕を開けた。

 初日1Rで好走を見せたのが、地元の竹下大樹(22=福岡)だ。4コースカドからコンマ12のトップスタートを決め、内を締めてまくり切り1着をゲットした。

 後半8Rのイン戦では「放ってしまいました」とスリットは劣勢に。1M、先に回ろうとするが流れ、4コースからまくり差した羽野諒(24=福岡)に続く2着となった。それでも2連対と上々の船出だ。

 30日の前検では「直線で下がっている。ヤバそう」と泣きが入っていた。だが、そこは当地フレッシュルーキー。出走回数が多いホームの利を生かし「だいぶ良くなっています。回り足が上向いた。まだ伸びは少し弱いけど、下がることはない」と調整で底上げに成功、感触はいい。

「これなら戦えます。本体を見て、もう少し上積みできれば」とさらなる機力アップを狙う。1日の2日目は10R3号艇の1走。センター枠から攻めるレースで今節2勝目を目指す。