ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第14戦 スカパー!・JLC杯」が31日、熱戦の幕を開ける。前検日の30日はエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。

 今節は福岡初出走となる選手も多い。スピード自慢の若手も全国屈指の難水面攻略に苦労しそうだが、そんなムードもどこ吹く風。笑顔でピットに引き揚げてきたのが新田洋一(27=広島)だ。

 前節で松田祐季(福井)が準優勝した27号機を引き継いだ。「うねりが見えていたんですけど、乗っている分には気にならなかった。スリット付近の足は普通くらいだと思うけど、押す感じがあってパワーがあります。全体に雰囲気は悪くなくて、起こしで少しスカっているのが気になったくらい」と早くも微調整の段階といったムード。

 当地は昨年11月のルーキーシリーズでも、予選を6戦オール3連対でまとめて、準優(4着)に進出しており相性は悪くないはず。今節も上々のレース足を生かして、上位着をもぎ取るつもりだ。