【GⅠ宮島チャンピオンC】地元水面で強い前本の連覇濃厚

2015年01月19日 12時00分

地元水面でめっぽう強い第59代覇者・前本

【20日開幕=GⅠ宮島チャンピオンC】ボートレース宮島のGI「宮島チャンピオンカップ/開設60周年記念」はいよいよ明日20日に開幕する。60周年のメモリアルレースとなる今大会も初日、2日目でドリーム戦を行う「Wドリーム方式」を採用。この12人全員がSGタイトルホルダーという豪華な顔ぶれとなっている。無論ここに選ばれた12選手がV有力候補となるが、地元水面でめっぽう強い第59代覇者・前本泰和に、昨年8月の若松メモリアルでSG優出も経験しメキメキと力をつけてきた谷村一哉、昨年11月の「浜名湖賞」でGIタイトルホルダーの仲間入りを果たした深谷知博、2014年の最多勝に輝いた田頭実、さらに石渡鉄兵、柳沢一と昨年の関東、東海チャンプオンも参戦する。果たして節目となる“第60代宮島チャンプ”の称号は誰の手に——。

 ドリーム組を脅かす影のV最有力候補こそ、前回の覇者・前本だ。昨年はV11をマーク。そのうち5回が地元の宮島である。
 前本が言っていたのは「一番出てたのは5月のGW開催の時。今でもあの足を目標にいつも調整をしてる」。確かにGW開催の時のエンジンは素性も悪くなかったのだが、その底力をしっかりと引き出すペラの調整能力が光った一戦だった。

 また、10月には16号機をキッチリと仕上げた。その時、一緒に走っていた吉田弘文が「何ですかアレ! 笑いが出るぐらい出てますよ。あれこそ“次元が違う”って言うんでしょうね」と舌を巻くほどの足の差を見せた。この時の仕上げについて前本は「まあまあいい足に仕上がったと思う。ただ、直線はいいけど、出足とかが自分好みに仕上がったのはやっぱりGWの時やったね。まあエンジンも違えば、気温もGWの時とは違うし、当然ペラの形も違うんだけどね」。

 1月の正月開催では65号機をまずまずのレベルに引き上げ優出3着。“エンジン、気温、ペラも違う”中で常に勝てるレベルに仕上げる点こそ、完全に調整法を手の内に入れた証明にほかならない。昨年5月のレベルに仕上がれば当然、当地周年連覇が現実味を帯びる。