ボートレース蒲郡のSG「第67回メモリアル」は28日、5日目を開催中。最終日(29日)の12Rで行われる優勝戦への出場をかけた準優勝戦がメインカードだ。

 その準優第1弾・9Rでは、1号艇の白井英治(44=山口)がインコースから、スタートではやや遅れたものの、スリット後に強烈に伸び返して1Mを先マイ。力強いターンを繰り出してバック先頭に立つと、そのまま悠々と押し切り、優出一番乗り。2着には5コースからまくり差した浜野谷憲吾(47=東京)が入り、芦屋「オーシャンカップ」からのSG連続Vのチャンスを手にした。

 白井は5月若松「オールスター」(3着)、6月児島「グラチャン」(4着)でも優出しており、今回が今年3回目のSG優出。舟足についても「伸び中心に、少しずつバランスも取れてきている。伸びに関しては負けることはない。舟足的にも今回が一番自信がある。十分、優勝のチャンスはあると思います!」と自信たっぷり。優勝戦では2018年6月の徳山「グラチャン」以来、3回目のSG制覇に挑む。