ボートレース蒲郡のSG「第67回メモリアル」は27日、予選最終日の4日目を開催中。5日目(28日)に行われる準優勝戦への進出をめぐる激しいバトルが展開されており、前半6Rまではイン逃げがわずか1本。特に4~6Rはすべて3連単2万円超と舟券も荒れ模様だ。

 続く7Rでは3日目終了時点で得点率トップだった原田幸哉(45=長崎)が3号艇で登場。レースは3コースからコンマ06の好スタートを決めると、1マークまでに一気にまくってバック先頭。そのまま押し切る完勝だった。

 予選5走を4勝2着1回の準パーフェクトでクリアし、得点率は9・60。同9・40で2位につけている平本真之(37=愛知)が後半11Rで1着を取っても9・50のため、この時点で予選トップ通過が決定した。

 ピットに戻った原田は「スリット手前ぐらいからすごく加速して、置き去りにする感じがある。ターン回りもいい。今のところは最高の仕上がりです」と笑顔。

 残り2回(準優戦→優勝戦)逃げればVとなるが「舟足に関しては問題ない。このチャンスをモノにして、できるだけ最高のパフォーマンスを見せたいです」と、通算4回目のSG制覇をハッキリと意識している。