ボートレース宮島のGⅢ「宮島プリンセスカップ」は4日目の22日、ベスト18をかけた予選最終日を迎える。

 21日の3日目終了時点で得点率トップに立つのは6戦3勝オール2連対の鎌倉涼(32=大阪)。だが、仕上げ途上は否めず、2位の田口節子(40=岡山)以下にも首位通過の目はある。

 一方、2日目まで3勝、3着1本の開幕ダッシュを決めて得点率も3位につけていた平田さやか(37=東京)。5、6号艇だった3日目は5、5着と不発、得点率は13位まで下がり、4日目は勝負駆けとなる。ただ、3日目は「展開がなかった」もので足落ちはない。

 2コースからインの堀之内紀代子(41=岡山)を差し切った初日の10Rでは「2コースから差さるんだから、出足がいい」とパワーを実感した。また2日目9Rを制したイン戦は、フライング艇が出る早いスリット合戦の中「スタートを放って良かった」とコンマ01で残るなどツキもある。

 初日を迎えるにあたり「ステバーを替えた」好判断もあり、リズムは自然と〝優出〟に向かっている。2号艇の4日目10Rは2コース差しの再現に期待だ!