【蒲郡ボートSGメモリアル・カウントダウン】平本真之〝地元の顔〟として先輩・池田浩二とのV争いも覚悟

2021年08月22日 12時00分

平本真之
平本真之

◇平本真之(37)愛知支部96期

 各ボートレース場が推薦したトップスターによる真夏の祭典・SG「第67回メモリアル」が24日に開幕する。舞台はボートレース蒲郡。直前カウントダウンコラム「熱風を切り裂け!」第2回は開催場・蒲郡からの選出で初日ドリーム戦にも出場する平本真之だ。愛知支部を背負うエースとして――。その熱い思いと覚悟を打ち明けた。

 昨年は自身初となるグランプリファイナリスト。さらに獲得賞金1億987万7000円も愛知支部ではトップとなり、これも自身初。過去にSGを制した2014年(平和島・グランプリシリーズ)、2016年(尼崎・オールスター)でも賞金面では〝とこなめの大スター〟池田浩二が先行していたが、今年も芦屋SGオーシャンカップで優出するなど、ここまで愛知支部の賞金ランク首位を快走中。名実ともに愛知を背負って立つ存在になりつつある。
 
 ただ、これまでは自称「背負うものが多ければ多いほど、失敗するタイプ」。デビュー当時からボートに乗るのが大好きで、負けず嫌い。何か目標を立てるというよりは、ひたすら目の前のレースに一生懸命取り組み続けて今の地位を築いた選手だった。

 しかし、トップレーサーに成長した今、「グランプリのファイナルに乗ったことで、愛知を背負う気持ちを持って挑まないと」という自覚が芽生えた。池田もあと数年でマスターズ世代。実力面だけでなく、年齢的にも37歳の平本がけん引役となるべき時機を迎えている。
 
 その点で、直近2つの優勝は「今後にプラスになる」Vだったといえるだろう。6月の当地GⅠ66周年記念は池田がペナルティーにより不出場。愛知のエースを自負して臨み、予選トップ通過からの王道パターンで優勝を決め、主役を演じ切った。

 さらに2走前のとこなめでは優勝戦3号艇から電光石火のまくり差しでポールポジションの池田を撃破。「これもいろんな意味で大きかった。お客さんにも〝エース〟って思ってくれる人もいたと思う」。池田が純地元のとこなめ優勝戦1号艇で負けるのは2011年のゴールデンウィークシリーズ以来10年ぶり。地元ファンや関係者へのアピールは計り知れないものがあった。エースを自負する以上は池田をガチンコ勝負で倒したのも自信になっただろう。

 今回も当然、狙うは優勝。グランプリ2Vの池田も愛知2場のSGには手が届いておらず「池田先輩も必死に取りにくるタイトルだと思う」と池田とのV争いも覚悟している。

 今回は愛知支部では唯一のドリーム選出。「恥ずかしくないように走りたい」と〝地元の顔〟としての自覚を胸にカッコいいレースを見せてくれるはずだ。

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