ボートレース蒲郡の「納涼しぶきお盆特別選抜戦」は12日、初日の幕を開けた。注目の12Rドリーム戦は1号艇・池田浩二(43=愛知)が制し、人気に応えた。しかし、前半8Rは角度良く差しながらも2着止まり、ドリーム戦も2着・柳沢一(40=愛知)に道中は追い詰められており、機力不足は明らかで、波乱含みのシリーズとなりそうだ。

 そんな中で高配当の使者として期待したいのが坂口周(43=三重)だ。現在、地元の津は、競技棟のリニューアル工事中。お盆レースもデビュー以来”ほぼ皆勤”だったが、今年は蒲郡への参戦となった。しかし、「蒲郡は蒲郡で好き」と通算3Vをマークする得意プール。「いつもは力が入ってしまうが、気楽に走って、地元の人を一人でも倒したい」と大物撃破を狙っている。残念ながら(?)、初日は白星をゲットしながらもアウェー勢同士の一戦だったが、「バランス型でまずまず」と、機力も悪くなく、地元勢にとっては難敵となりそうだ。